2017年度パパ講座レポート

【レポート】第1回:パパのための夫婦パートナーシップ講座


パパがパパに教える、夫婦のパートナーシップ

今年の川崎パパ塾は、メンバーが講師を務めるという新たな試みにチャレンジしております。そのトップバッターで講師を務めていただきましたのは、織田さんです。
まさに、次世代のパパへ、パパが伝えるイクジ(育次)を実践していきます。

■講師プロフィール(織田 弦さん)
パパの子育て講演家/心理カウンセラー
「パパが輝けば社会が変わる!」をミッションに、子育て中のパパ(プレパパ)、ママ向けに講演やセミナー講師として活動中。心理学をベースにした男性の子育て、夫婦のパートナーシップ、絵本の読み聞かせや弾き語りライブなど、講座やイベントを多数開催している。
2児の子育てを楽しむレインボーパパ。(二児のパパ⇒虹のパパ)

講義

子どもの成長に必要な3要素のお話

・体は、食べ物で作られる
・心は、聞くことで作られる
・未来は、話した言葉で作られる

子どもは、親の話していることを真似て、話をします。だから親が普段、話している言葉は、大きく子どもの未来に影響します。

愛情ホルモン、オキシトシンのお話

女性が産後に出る愛情ホルモン、オキシトシンは、社交的になったり、ストレス緩和、免疫力増加など、素敵な効果がいっぱい!
だけど・・・
オキシトシンの効果がもう一つ!育児に非協力的な人へは、攻撃対象となる。よって、産後の離婚率は高まります。
そんな話から、男性の育児の必要性を訴求。

夫から妻への、NGワード

夫から妻へのNGワード第一位!「手伝おうか?」
まさに子育て、家事に対し、主体性の無さが浮き彫りに!

夫婦円満に必要な、1日の会話時間58分

夫婦円満に必要な1日の会話時間58分に、驚くパパ達!会社から帰って寝るまで、ほとんど会話らしい会話もないケースもあり、パパ達は反省ムード!

パートナーは他人であることを認めること

パートナーは、あたり前にいるもの、空気みたいなもの!という考えはやめましょう。個性をもった個人であり、自分とは異なった人間であることを受入れましょう!

仲の良い夫婦が言うのです・・・
パートナーのことは『諦めている』と言います。
つまり自分が相手を支配できるという概念を諦め、尊敬する気持ちで接することに心掛けること。

グループワーク

妻の自慢をグループ内で話してみる

このワークは、5名前後に別れたグループ内で、自分の妻の自慢をしてみるというもの。
今更、自分の妻を自慢するというワークショップに、照れてしまうパパ達や、フリーズするパパ達。しかし迷いながらも、妻の自慢話を始めると、徐々に思いだしてくるのか?饒舌に語りだすパパ達もいました。

自分にとって、一番近い存在で、全てが、あたり前に感じてしまうパートナーの存在。しかし改めて、このようなワークショップ(妻自慢)をすると、妻の良いところの再発見に繋がり、妻の自慢を語り終えたパパ達は笑顔になっていました。

妻へ、『感謝の手紙』を書く

11月22日は、何の日か、ご存知ですか?(下記参照)
「いい夫婦の日」。講座開催も10月ということもあり、妻に感謝の手紙を書こう!というワークショップを行いました。
準備されたものは、便箋と封筒。本格的なスタイルに戸惑いながらも、ペンを走らせるパパ達がいました。

本来は書き終わった感謝の手紙を、その場で読むというワークショップだったのですが、時間の都合上、割愛!
よって、この講座レポートで・・・ひとりのパパさんの手紙を覗いてみましょう!

〇〇さんへ
今、この手紙をパパ塾の講座で書いています・・・
なんと、11月22日は「いい夫婦の日」ということで、その日に渡す手紙です。

さっきは「人前で、妻を自慢する」というワークショップしたんだよ!
さすがに人前で妻を自慢するのは、照れましたね~

そこで何を話したと思いますか?
単純に・・・
自分みたいな人間と、結婚してくれた事に感謝し、そんな妻を自慢しました。

考えてみれば、〇〇さんが僕と結婚してくれなかったら、今も独身かもしれないし、家族を持てなかったのかもしれない。
全てが、あたり前に見えている自分、でも、全ては〇〇さんが僕と結婚してくれた事から、始まり、そして今があるのだと思います。

嬉しいこと、楽しいこと・・・
そして、辛いこと、悲しいこと・・・
全てが私の宝物です。

11月22日、いい夫婦の日の今日・・・
改めて贈りたい言葉
『結婚してくれて、本当に、ありがとう』

□□より

よろしければ・・・、
講座に参加されていない皆さんも、今年の「いい夫婦の日」はパートナーに感謝の手紙を書いてみるのはいかがでしょうか?
あたり前の状況に感謝すること、改めて新鮮な気持ちになれるかもしれません。

講師:織田さんより

平日のご家族との大切な時間帯にも関わらず、満員御礼でご参加いただきありがとうございました。
講座を真剣に聴くパパやプレパパたちの姿に、夫婦関係に対する関心度の高さが伝わってきました。 特に手紙を書いている時の優しい表情は、パートナーへの愛が感じられて微笑ましかったです。
身近で大切な人に感謝を伝えることは、最も忘れやすく難しいこと。 だからこそ、伝えるきっかけや確認し合える場が必要です。
パパ塾は、地域でそんな仲間づくりができる第二のホームでありたいですね!

講座後の繋がり、ココからが本当のスタートです

講座終了後、ご参加いただきましたパパ達は、講座中、お話ができなかったパパ等へ近寄り、自ら名刺交換や連絡先のやり取りをしていました。そして話し足りないパパ達は、近くの飲み屋さんへ、パパ達の放課後を楽しんでいました。

川崎パパ塾は、まさに、講座後の繋がりを大切にしています。
ココからが、本当のスタートです。

 

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