川崎パパ塾の5ヵ年計画の一環として、川崎市の全7区に支部を作り、横の繋がりを作ろうというビジョンを持っています。今回は川崎市宮前区さんのご協力のもと、宮前区のパパに、地域の繋がりの重要性を訴求するため、2回の連続講座を開催しています。
①地元で楽しむパパによる地域活用術
②紙飛行機と出張冒険遊び場体験
今回は、1回目の講座「地元で楽しむパパによる地域活用術」にフォーカスし講座レポートさせていただきます。
目次
地元で楽しむパパによる地域活用術
当初、本ホームページを通して宮前区の職員さんよりお問合せをいただきました。
川崎パパ塾さんのような活動を、宮前区でも行ってみたい!
このようなお問合せは、川崎パパ塾を運営している私達にとって、関係各所に私達の活動が認められた証拠であり、長年にわたり活動を継続させてきたことが報われる言葉です。そして何より、嬉しい言葉なんです。
早速、宮前区さんと調整し、広報誌の作成をお手伝いさせていただきました。
引用元:川崎市宮前区ホームページ
宮前区のパパさんに聞きました「地域で何をしたい?」
集まった宮前区のパパさんへ出したお題は、『地域参加するとして、何をしたいですか?』という質問です
色々なご意見がありました。
一部をご紹介(地域で何をしてみたい?)
- 地元の社会見学
- 子連れで行けるお店めぐり
- 学校で合宿
- 紙飛行機選手権
- 草むしり競争
- ごみ拾い選手権
- 火の用心(お菓子がもらえるハロウィン)
- 果物の甘さ比べ(農家訪問?)
- 子ども達で演奏会(敬老の日のイベント)
- 近所でキャンプ体験(防災)
- 多摩川で学ぶイベント
- 子連れで行ける演奏会
- 通学路ハザードマップ
- 高齢者と一緒にグランドゴルフ
- 公園清掃&焼き芋大会
- ザリガニ採り選手権
- 週末、気軽に参加できる外遊びの会
- ボードゲーム
宮前区のパパさんの地域参加のアイデア、いかがですか?楽しそうなイベントばかりじゃないですか?そして今すぐにでも企画できちゃいそうなイベントばかりです。
宮前区のパパさんに聞きました「地域活動で『壁』になっていること」
地域でやりたいことは、たくさんのアイデアが出てくるのに、そして全てが簡単そうに見えるのに、何故しないのか?何が壁になっているのか?聞いてみました。
こちらも、色々と意見が出たようです。
一部をご紹介(地域参加で『壁』になっていること)
- 土日に仕事があるんです
- 仲間の集め方が分からないし、難しそう
- 乳幼児なので、外に出られない
- 奥さんの理解が得られないかも?
- そもそも、地域との繋がりが無い
- 準備が大変そう
- 仲間、参加者に対する責任
- 時間の拘束
あなたも、心当たりのある意見はございますか?
基本、パパは仕事を持ち、家族のために働いています。やはり優先順位としては、仕事⇒家族⇒地域、といったところなのでしょうか?
パパ達は、地域に関心が無い訳ではないのです。むしろ地域でのイベントの企画をさせたら、超アイデアマンなのかもしれません。
ただ、日程が合わない、仲間がいない、そもそも時間が無い(あわない)、という生活環境から、地域参加に対し諦めムードが漂っているような気がします。
今回、講師役の奥平さんより
そもそも地域が楽しくなると・・・
- コスパがいい(近場で楽しいことができる)
- 地域の価値が上がる(不動産価値などで評価されるようになる)
- 子どもの育ちのセーフティネット(自分の子どもを知っている大人が増える・自分も他の子どもを知っていることによる安心感)
- 自分のため(人生100年時代、会社以外の社会資本を持つことは自分の人生を充実させる)
こんな4つくらいの「いいこと」がありそうだ、ということをお伝えしました。でも今回参加された方がたは、そもそも「関心のある方」。むろんこんなことは百も承知でしょう。
上がってきた企画案を見れば「やりたいこと」がいっぱいあることはよくわかりました。でもそれにはいろんな壁を感じていることも共有されました。
川崎パパ塾は、じゃあどういう風にその壁を乗り越えようとしているのか?
今も試行錯誤しながらですが、「ゆるく」「できることだけ」実施してきたのです。そこに義務なんかありません。「楽しく感じられること」をできるところから始めてみる・・。
2回目の「実践編」で改めてそのことが伝えられたらよいと思っています。
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