Q&A

【Q&A】パパ講座を開催したい!作り方を教えて下さい


川崎パパ塾には、こんな問い合わせが多数寄せされています。

「パパ講座を開催したいんですが、作り方を教えてください」

この問い合わせは、行政側と市民(パパ自身)から、とても多く寄せられています。

つまり、パパ講座は、全国の行政と市民(パパ自身)の両者に、「パパ講座を開催したいというニーズ」があることが見受けられます。

今回は、パパ講座を開催したいあなたに「パパ講座の作り方」についてご紹介します。

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パパ講座の「種」を見つけよう

パパ講座を開催したいと言っても、ゼロベースから作ろうと思わないでくださいね!

絶対にパパ講座の「種」は、あなたの地域にあるんです!

なぜなら、パパ講座は行政にとっても地域活性において大きな期待になっているからです。

パパ(市民)が作る場合

川崎パパ塾の場合、行政主催の「パパ塾」という講座が、既にあったんです。

そんな行政主催のパパ塾ですが、当時の行政も、運営を担ってくれるパパを探していました。

つまり、私達市民(パパ)がパパ講座を開催したいと言った訳ではなく、行政側から依頼されたのがキッカケなんです。

このように、あなたの暮らす地域(行政)にも、パパ講座ニーズの種は必ずあるはずです。

まずは、あなたの地域の行政に問い合わせてみましょう。

自力で立ち上げる難しさ

もちろん行政に頼らず、パパ講座を自力で開催するのも可能ですが、非常に困難を要します。まず問題になるのが資金です。

講座を開催するのであれば会場を準備し、講師を依頼しなければいけません。

おそらく地域にあるレンタルスペースを借り、講師を格安でお願いできたとしても、15,000円前後の出費が発生するでしょう。

  • 会場費:5,000円程度(2~3時間)
  • 講師依頼:10,000円(2時間)

また講師との繋がりのない場合、あなたは講座内容にあわせた講師を適正な料金で依頼できるネットワークも必要です。

>>川崎パパ塾では、パパ講座に登壇できる様々な講師をご紹介しています。

 

行政が作る場合

一方、行政がパパ講座を開催するのは簡単です。

なぜなら、資金と担当スタッフ(行政)がいればパパ講座の準備は簡単にできるからです。

しかし、問題はココからです。

  1. パパは、どのようなプログラムに興味があるのか?
  2. パパが集まり易い曜日は?時間帯は?
  3. パパのみが良いのか?家族同伴が良いのか?

特に、パパではない行政スタッフが担当する場合は、パパのニーズが分からずに作ることになります。

このような行政から、川崎パパ塾には多くの問い合わせをいただいています。

そして川崎パパ塾では、このようなアドバイスをしています。

まず最初は無難に「パパの子育て」をテーマにプログラムを作りましょう。

川崎パパ塾では「パパの地域活動」という講座もありますが、最初はパパと地域活動が結びつかない場合も多く、ハードルが高くなるようです。

 

パパ講座を運営する「仲間」を見つけよう

パパ講座は、ひとりで開催できません。

各種準備が一人で出来たとしても、どんなパパ講座が良いのか?一人のパパのアイデアでは限界があるからです。

かといって人数が多すぎても、話がまとまりません。

よって最初は5人くらいの仲間でスタートするのが良いでしょう。

川崎パパ塾は2009年に行政主催のパパ塾に参加したメンバー4名で、翌年2011年に市民自主学級として結成しました。

最初からあなたにパパ友がいるのであれば、お誘いすることもできます。

しかし、パパ友を作りたいからパパ講座を作ろうとしている場合、行政主催のパパ講座で集まったパパ達が、その後の仲間になることが充分に考えられます。

 

パパ講座は「助成金事業」をうまく使おう

パパ講座を開催するため、仲間を集めることが出来たあなたは、いよいよパパ講座を企画していくのですが、やはり先立つ資金が必要です。

ここで行政には色々な助成金制度があるので、是非、活用してみましょう。

川崎パパ塾の場合、市民自主学級というプログラムで、初年度は年間7万円程が支給され、年間5回の講座を開催しました。

市民自主学級とは?

市民と行政が協働事業で推進する学級で、各行政で募集しているケースが多いです。一度問い合わせてみましょう。川崎パパ塾の場合、最初の運営などをサポートいただくため、各種補助金(年間7万円ほど)が支給され、5年間お世話になりました。
デメリットとして、講座内容に行政側の意向が入るため、色々と制約が発生します。

パパ講座の運営を「自主自立」させよう

助成金を使用し、パパ講座の運営が順調になってきたあなたは、常に自主自立を意識してパパ講座を開催しなければいけません。

なぜなら、助成金の役割は、あなたの事業のスタートアップを応援するもので、最終的な助成金の目的は「自主自立」にあるからです。

よって、助成金を受給している間は、助成金に頼り切らず、講座の参加費、各種スポンサー等で健全運営ができるような仕組みを築くように心がけましょう。

厳しく聞こえるかもしれませんが・・・、

助成金の原資は税金です!助成金受給期間内に自主自立ができない場合は、助成金を返納するくらいの気持ちで活動していきましょう。

市民講師で自主自立

パパ講座で自主自立を妨げる一番の要因は「講師料」です。たまには無料で登壇いただける講師が見つかったとしても、やはり平均1万円ほどの講師料が発生します。
つまり、助成金が支給されても、ほぼ講師料に使われるケースが多いです。
そこで気付いて欲しいのです!助成金受給期間にあなたは様々な専門講師の講座を開催し、受講することになります。
つまり、あなたは子育ての専門的な知識と、パパとしての経験値を備えた、最強のパパ講師に育っていることに気付いて欲しいのです。
川崎パパ塾では2014年より徐々に市民講師としてパパ自身が登壇する機会が増えていき、2019年にはパパ講師100%のプログラムとなりました。

これはパパ講座運営の面から考えると、大幅な経費削減にもなることから、自主自立への道筋も見えてきます。

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パパ講座を継続させる!10年から面白くなる?

川崎パパ塾に全国からの問い合わせで非常に多いのが・・・、

「どうしてそんなに継続してパパ講座を開催できるのですか?」

つまり、せっかく開催し、継続したパパ講座も、早ければ1年、続いても3年くらいで終了してしまうケースが多いように感じます。

おそらく、運営しているパパのお子さんも成長されるので、徐々に、そのパパのニーズが変化するのも要因かもしれません。

さらにパパ自身も会社での役職があがり、パパ講座への時間が取り辛くなることも考えられます。

 

異世代のパパが集まると、多様性が生まれる

あなたが、もしパパ講座運営を10年以上継続できたら、パパ講座で、色々な発見をするかもしれません。

それは、あなたとはひとまわり以上も年の違うパパがメンバーに加わってくることから、その変化は始まるのです。

そんな異世代の彼らは、年下でありながら、あなたの会社の部下でもありません。

つまり、あなたとは全く違う価値観や考え方を持っているのです。

このような異世代のパパが増えてくると、様々な多様性が生まれてくる可能性があります。

これまで、あなたの「学び」とは「親、先生、上司」と言ったように年上から学びが中心ではなかったですか?

しかし、あなたは、このパパ講座を通し、異世代(年下)のパパからの学びが、新たに加わることになるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は「パパ講座を開催したいのですが、作り方を教えて下さい」の問い合わせに、お答してみました。

あなたがパパ講座を作りたい!と思ったのであれば、それはあなたの変化の始まりかもしれません。

川崎パパ塾は、あなたの「パパ講座づくり」を全力で応援いたします。

是非、お問い合わせくださいね!

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