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その褒め方はちょっと危険かも?褒めると勇気づけの違いとは?

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アドラー心理学を基礎とした「勇気づけの子育て」を実践している、アドラー勇気づけパパの新田浩也(にったひろなり)です。

コラム4回目の今回は、「褒めることへの副作用」に注目してみましょう。

逆効果?過度なプレッシャーを与える褒め方とは?

勇気づけの子育てでは、ほめることの副作用に注目することも特徴的です。

いきなりですが、わかりやすい例から紹介します。

 

学校で100点を取ってきた息子に対して、普段、子育てに関心のない超厳格なパパからの褒め責めと、激励責めです。

100点取ったんだってな!

よくやった!

お前は賢いな~

約束どうり、ゲーム買ってやるな。次も頑張れよ!

これが勇気づけになる確率は低く、子供はやる気を無くしたり、過度なプレッシャーを感じてしまうかもしれません。

逆効果になってしまうポイント

それでは、上記でご紹介した例の何が逆効果になってしまうのか?ひとつずつ確認してみましょう。

100点取ったんだってな

この褒め方は、なんだか、結果しか見てないと思ってしまいます。

100点取らないと認めてもらえないように感じませんか?

よくやった

この褒め方は、上から目線で、支配されてる感じを与えてしまうかもしれません。

父のために100点取ったわけじゃないのに、父が満足してる感じもしてきませんか?

お前は賢いな

この褒め方は、僕って賢いのかなぁ~? もしかして、頑張らなくても大丈夫なのかなぁ~?。と思わせてしまうかもしれません。

さらに、もし、僕が賢くなかったら、認めてくれないのかな?と考えてしまうかもしれません。

約束どおり、ゲーム買ってやるな

この褒め方は、結果を出せば、ご褒美がもらえるんだ~。それじゃあ、次もなんかもらえるかな?

反対に、買ってもらえない場合は、もう頑張るのよそうかな~?

そして、もっと良いもん買ってもらえるかな~?とご褒美がエスカレートしそうな予感さえしてきます。

次も頑張れよ

えー。まだ頑張り続けなきゃならないのか。なんかプレッシャー!

いつも頑張ってるのになあ~

「褒める」から「勇気づけ」へ

それでは上記でご紹介した逆効果になってしまうポイントを押さえながら、勇気づけになる褒め方を考えてみましょう。

100点取ったんだ、嬉しいね〜

頑張ってたもんね~

あっ!この問題、こないだは間違ってたけど、今回はできたんだね!

復習してたもんね。

いかがですか?

いつも見守ってくれているという安心感が伝わってきませんか?

さらに、喜びを共感してもらえて嬉しいし、頑張りも分かってもらえている感じが伝わってきますよね?

「自分はやればできるんだ!」と子供は思ってくれるかもしれませんね。

「褒める」と「勇気付け」の違い

それでは「褒める」と「勇気づけ」の違いについて、細かく考えてみましょう

参考文献:ほめるより子供が伸びる 勇気づけの子育て 原田綾子[著]

褒める 勇気付け
本質 ・子どもを評価する ・子供の気持ちに寄り添い、共感する
言葉がけの例 ・えらい子ね
・良い子ね
・おりこうさん
・ありがとう
・うれしい
・助かる
子どもに
与える気持ち
・周りの評価を気にする
・自信がない
・失敗を恐れて行動できない
・自信がある
・自分で判断し、行動できる
・人の役に立つ喜びを知っている

勇気づけの特徴

勇気づけの特徴としてその他にも以下があります。(その他の参考文献も含めて私が意識している上位のものを列挙しています)

  • 結果ではなく、過程に対して「頑張ってるね」
  • 気持ちに寄り添い共感的に「嬉しかったね」
  • 感謝「ありがとう、助かる」
  • 相手を操作しようとしない「アメとムチにならない」
  • 上から目線にならない。評価しない。
  • 他の子との比較ではなく成長に目を向ける
  • 親の満足とは切り離す
  • 長い目で見る(いつか出来るようになると信頼する)
  • 失敗は責めるのではなく大歓迎
  • なんで?と問い詰めない
  • どうしようか?と未来志向

どうでしょうか?

なんとなく、褒めると勇気づけの違いを、体感していただけましたでしょうか?

勇気づけになる「褒め方」

褒めることが悪いわけではありません

褒めると勇気づけは、重なる部分があり、褒めることが悪いわけではなく、褒めることは否定しなくていいと思います。

むしろ、就学前の小さい頃は、たくさん褒めていいと思います。

ただ、褒め方によっては危険が潜んでおり、褒めることの副作用が出てしまい、うまくいかないこともあるかもしれません。

褒める時は、これは副作用がないかな?勇気づけになるかな?と考えてみてはいかがでしょうか。

例えば、結果ではなく過程を褒めれば、勇気づけになることが多いです。

逆に結果を褒める時は、ちょっと注意した方がいいような気がします。

結果ではなく過程に注目は安定性があります!

おまけ:ご褒美だって健全なモチベーション!

ご褒美に全く反応しないのも困るかもしれません。

もし、ご褒美に全く反応しないと。

  • 面白くないと勉強しない。
  • やりがいがないと仕事しない。

それはそれで困りますよね?

たまにのご褒美はいいと思います!

大人だって、ご褒美欲しいですよね。

ご褒美は健全なモチベーションの1つだと思います!

最高にもう一度

コラム第1回の復習です。

勇気づけとは「困難を克服する活力を与えること」

それができれば、どんな言葉だって勇気づけ!

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