こんにちは。仕事では「片付け部長」、プライベートでは「片付けパパ」として「思考の整理・片付け」を研究・実践している大村信夫です。
早いもので、今年も残すところ「あと1ヵ月」、年末の片付け、大掃除が近づいてきましたね。
片付けにも「PDCA」を意識するとは?
さて、今回は片付けにも「PDCA」を意識しましょう!というお話です。
なぜかというと、私は「片付けはセンスではなくスキル」であると考えています。
そして「スキル」とは「理論」と「実践」によって身につけることができるのです。
これって、会社の仕事と同じではないでしょうか?
そもそもPDCAとは?
よく仕事の進め方で「報・連・相を徹底しろ」とか「PDCAを回せ」と言われますよね。
ご存知の方も多いと思いますが、PDCAは「Plan」「Do」「Check」「Action」の頭文字を並べた言葉です。
それぞれの意味は・・・、
- Plan:計画をする
- Do:実行する
- Check:評価する
- Action:改善する
そしてこのPDCAは「PDCAサイクル」とも言われ、P→D→C→Aときたら、Aからまた次のPに進んでいきます。
このサイクルを繰り返すことで、生産性や品質を高めることができるのです。
ここまでは皆さん、仕事では意識されているのではないでしょうか?
「片付け」にも「PDCA」!?
皆さん、片付けは何をすることか、覚えていますか?
- 整理(モノの要・不要を分ける)
- 収納(次に使いやすい状態にする)
- 維持(使ったら元に戻す、増えたら減らす)
のことですね。
1.整理については、何度かお話させていただいたので・・・、
今回は!
2.収納
3.維持
についての話になります。
収納:次に使いやすいように置き場所を決めること
維持:実際に使う、元に戻す
このプロセスをPDCAで捉えなおしてみましょう!
D:実際に使う/元に戻す(維持)
C:使いやすいかを評価する
A:使いやすいように改善する
実際に収納して維持していくなかで、それを評価し、改善するプロセスを加えるのです。
■実際の事例
こちらは我が家のシンクです。
洗剤やハンドソープが左側に設置されている収納スペースにあるのが確認できると思います。
こちらは私が使いやすいだろうと、置いた配置(収納)です。
あまり違和感がないですよね?
でも、我が家の今は、こうなっています。
お気づきでしょうか?
ピンクのキャップのハンドソープが、シンクの右のところに置かれています。
なにか違和感があるように見えて、これこそがPDCAの結果なのです。
実はこれは、妻と話し合って改善しました。
料理の前後や、食器を洗った後などは、妻は手をハンドソープで洗います。
ところが、蛇口の左側の収納スペースにハンドソープがあると、蛇口が邪魔になり、ハンドソープが使いにくい、というのです。
妻に言われて、初めて気が付きました。
どうしても私は「洗剤類は洗剤類を置くスペース」へまとめて置きたくなってしまい、最初の写真のように収納していましたが、妻にとっては、かえって不便になっていたのです。
私自身はシンクで手を洗うことが少ないので、全く気が付きませんでしたが…(実際のところ、台所に立つ機会が少ないのですね)
これを、実際に使いやすいところにハンドソープを動かしたら、全く気が付いていなかった私自身もその使いやすさを実感し、ずいぶんと手を洗うのが楽になりました。まさにこれがPDCAですね。
最後に
片付けには100点満点の正解はありません。
実際に使ってみて、もっと使いやすいように改善することを「PDCA」として意識していくと良いかと思います。
本当に些細なことでもよいので、ぜひご家庭でも、日々の生活にPDCAの視点を取り入れてみることをおススメします。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
大村パパ、川崎パパ塾に登壇決定!「(仮称)家族で取り組む片付け」
- 日程:2018年12月19日(水)
- 時間:19:30~21:30 (19:00受付開始)
※講座終了後には懇親会を企画しております(1時間) - 会場:小杉町3丁目町会会館
- 対象:子育て中のパパ、これからパパになる方(ママも大歓迎!)
- 定員:20名様
- 料金:1,000円/1名
※ドリンク(ビール等あり)、お茶菓子を準備しております。
本講座は1カ月前より、本ホームページ、地域の人気ブログ「武蔵小杉ライフ」にてご案内いたします。
また、ホームページも作っています。是非、ご覧いただけると嬉しいです。
片付けパパ 「7つの片付け習慣術」 http://omuranobuo.com/