義父の容体が急変
8月、お盆休みを兼ねて妻の実家の沼津に帰省。以前なら車で1時間半程度だが、赴任地からは新幹線を乗り継いで3時間以上。悪性リンパ腫で入退院を繰り返していた義父を見舞い、帰路へ。
途中、新幹線を降りて名古屋から在来線に乗り換えたところで義理妹から義父の容体が急変したと連絡が。
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乗ってしまった電車なので一旦自宅へ帰り、タッチ&ゴーで今度は車に乗り換えて義実家へ急いだが最期には間に合わず、その日のうちに義父を失った。距離が恨めしかった8月19日であった。
立て続けに、親父が入院
その1ヶ月後、今度は実母から親父が入院していると連絡があった。まさか、と思い新幹線で駆けつけた。病室で再会した父はすっかり弱っており、体を起こすのも辛そうであった。
心配ではあったが仕事の都合もあったので家族揃ってその日は赴任地へ逆戻りした。その後3週間ほどしたある朝、さて仕事へ行こうかという8時前に母から電話があり訃報を伝えられた。
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「たった今病院から亡くなったと連絡があった」と。すぐに職場へ連絡して部下に指示を出して家族全員で埼玉の実家へ急行した。その日の午後、病院から搬送された父と無言の再会。海外赴任中の兄も急遽帰国し、夕方合流した。よもや僅か2ヶ月の間に親を二人も失うとは思ってもいなかった。
夏は終わって10月になっていた。