本講座は「(公財)かわさき市民公益活動助成金事業」の活動です。
川崎パパ塾の市川です。
今回のテーマは、地域に暮らす普通のパパ(津田パパ)が、普段どのように子育てに関わっているのか?を、聞いてみようというプログラムです。
川崎パパ塾の講座でも、これほど「ひとりのパパの子育て」にフォーカスしたのは、初めてで、全国の父親講座でも珍しいのではないでしょうか?
さて、津田パパの子育て奮闘記!どのような講座になったのでしょうか?
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目次
パパのやる気を「記憶」から「記録」に変えよう!
津田パパいわく・・・、
パパ達は子育てに「やる気」はあるんですよね~!
ただ、そのやる気は、ママ達には「空回り」しているように見えてると思います。
その一番の原因は、情報格差だと思うんですよ!
しかも、パパは、子育ての量では、ママ達に絶対かなわない!
だから、パパの子育ては量ではなく「質」を上げなければいけません。
この「質を上げる行為」が「記録」だと思うんです。
つまり、パパの子育てのポイントは、「記憶」から「記録」に変えることで、夫婦間の情報格差を可能な限り無くすことができるんです。
世間で開催されている父親向け講座で、よく耳にするキーワードがあります。
そこでは「パパの子育ては『質』でなく『量』で攻めろ!」みたいな事を訴求しています。
つまり、ママと比較して、圧倒的に子育ての量が足りていないことから、パパには『量』を意識して子育てをして欲しいというもの。
もちろん、どちらが正解というものでもありませんが、子育てを実践中のパパの言葉には、大きな説得力があるものです。
確かに、どうやってもママの子育ての量にパパは敵わないのであれば、やはりパパが実践すべき子育てのポイントは「質」という考えが、参加者のパパ達には腑に落ちたようでした。
パパの得意分野で「役割」をもらうこと
この「記録」をするアイテムとして、津田パパは「Evernote」を使っていました。
そして参会したパパ達の多くが、こんな疑問を持っていました。
私の場合は、「Evernote」ではないんだけど、似たようなアプリを使っているんですよ。
そして、このようなアプリを使えば、夫婦間の情報格差は埋まるのはイメージが付きます。
ただ現実は、それをママは使ってくれないので、結局は情報共有できないんですよね?
だって、女性の人って、この手のアプリって苦手な人が多いじゃないですか?
津田パパの奥さんは、IT関係にもともと強いんですか?
すると、津田パパがこのように答えます。
いえいえ、うちの妻も、まったくダメでしたね。
ただ、うちの場合「Evernote」に情報を入れていくのは、私の役目だったんです。
- 学校でもらったプリントを記録
- 習い事の記録
- 病気、薬の記録
- 各種提出資料の記録
もともと、私ってマメな方だと思うんで、様々なものを記録してますね!
だから最初は、妻は、Evernoteを眺めるだけでした。
しかし、そこに有益な情報は詰まっていると、妻にも気づいてもらったと、私は確信しています。
おかげさまで、最近は妻も時々、書き込んでくれるようになりましたね。
このように、夫婦間の子育てでは、ある分野をパパへ完全に任せてもらうということも、子育てを夫婦でシェアする上で、良いことだと思っています。
そしてママのパパに対するイライラの軽減にもなると信じてます!(^^;
このように、津田パパの子育てに対する考えを、参加したパパ達が様々な角度から質問していくような講座になりました。
確かに、パパの子育て奮闘記は、他のパパにとって、とても気になる情報であることは間違いありません。
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パパ講座を通して、新たな地域の繋がり
パパ塾の講座で、もっとも大切にしているのは、受講いただいたパパ通しの繋がりです。
よって、パパ達の自己紹介や、パパ同士が語れるワークショップを、講座の各所に設け、地域に色々な繋がりが持てるような工夫しています。
だから、今回は簡単な挨拶だけだったかもしれませんが、その繋がりは今後、受講したパパの人生を変える出会いだった可能性もあるのです。
そんな人の出会いによる化学反応で、新しい絆が誕生し、「地域が楽しい」と言ってもらえるパパが増えてくれることを、私達は願っています。
パパ講座の市民講師をしてみて(講師の感想)
参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
講師としても非常に有意義な時間となりました。
Evernoteという具体的なツール名を出していたにもかかわらず、Evernoteのアカウントを持っている人が3人だけという想定を下回る状態でしたが・・・(^^;、
ツールに寄りすぎない講座内容にしていたので乗り切ることはできました。
参加された皆さんの、「何かを吸収してやろう」という姿勢にこちらもかなり刺激されました。
何かのきっかけになれば幸いです。終了後に「良かったよ」と言っていただけて安堵しました。
受講生の声:講座を受講してみて
同じことを何回も聞いて妻はイライラ。学校や父母会の予定を忘れてイライラ。読んどいてねと言われたプリントはかさばるばかりでイライラ。パパも頑張っているのに上手くいかず夫婦喧嘩。結構、ある光景ではないでしょうか。
今回の講座で光が見えてきました。ITを活用することで楽しく解決できそうです。まずは実践してみます。
しかも情報共有はしてないことも再確認。。。
津田さんの話もみなさんの話も目から鱗な話ばかりでした。
まあすぐに実践出来るかどうかはわかりませんが、やらないと始まらないので、Evernoteという手段から手を付けてみようと思いました!(来週には妻も落ち着くので、説明できるようにまずは自分のスキルアップ!!!)
参加したことで、他のパパがどう奥様との情報共有してるかが分かったり、エバーノートの具体的な使い方が分かって大変勉強になりました!ありがとうございます!
Evernoteはモバイルの使い勝手がいいので、津田さんの使い方を見ていて、ハードルは高くなく、続けられそうだなと思いました。今まで知ったツールでは一番ライフログがとりやすいかも、と早速実践しています。
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次回のパパ講座は?
2019年度、川崎パパ塾の講座コンセプトは、100%市民講師を目標にしています。
その目的は、パパを経験することで、色々なノウハウを培ったパパ達が、次世代のパパ達へ伝えていくことです。
2019年度は、講座は全部で9講座、イベントは3つ予定します。
現在、着々と準備中の講座を、ちょっとだけお知らせしちゃいます。
パパは遊びの達人!昔、こんな遊びをしてました
《2019.11.14》
もしもの話です。
あなたのお子様が「パパ、遊んで!」とお願いされたとします。
あいにく、そこは、遊ぶオモチャもゲームも、何も無い旅先の1室です。
さて、あなたは、何をして遊びますか?
まさか・・・
「何もないから、遊べないよ!」なんて言わないですよね?(^^;
私達パパも昔は、みんな子どもでした。
そして、みんな遊びの天才だったんです!
思い出してください!
なんでも遊び道具にしてしまったあの頃を・・・
11月の川崎パパ塾は、私達が子どもの頃に流行っていた遊びを思い出し、参加したパパ同士で共有する講座です。
そして遊びの達人と呼ばれるパパになってもらう講座なんです。
今日から実践!家族が笑顔で暮らすための片付け習慣術
《2019.12.?》
昨年に引き続き、今年の師走の講座も、テーマは「片付け!」
そうなんです!
今年もサンタのように?片付けパパがやってきます!
日程:2019年12月?日(調整中金)19:30-21:30 (19:00受付開始)
会場:小杉町3丁目町会会館(MAP)
対象:子育て中のパパ、これからパパになる方(ママも大歓迎!)
定員:20名様
ご協賛各種のご紹介
■ご協賛社さま
・ナイス株式会社
・小杉ママのチャリティーユース
・はり・きゅう・マッサージ治療院alto
■ご協力社さま
・(公財)かわさき市民公益活動助成金事業
・武蔵小杉ライフ
・なかはらミュージカル・・・(特設ページ)
■ご後援団体さま
・NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント