こんにちは。川崎パパ塾の森野です。
中原区今井上町在住で、妻と8歳の息子と暮らしています。
仕事はFP(ファイナンシャルプランナー)として、日々お客様の資産運用、ライフプランニング、保険設計などのサポートをさせて頂いています。
私は仕事柄「おカネ」の話を良くしますが、その中でパパさん達にも「お伝えしたい、知っておいて欲しい」と思うことがたくさんあります。
この度、パパ塾でもコラムという形で発信させて頂くことになりました。
お付き合いいただけますと幸いです。
さて、初回のテーマは・・・、
「おカネの話をしよう!」です。
日本人は、おカネの話はタブーな節約文化
日本ではなんとなく「おカネの話」はタブーという雰囲気がありますし、労働以外でお金を稼ぐ/増やすということにマイナスな印象を持つ方もいらっしゃいますよね?
これは諸説あるようですが・・・、
一つは、日本では古くから「節約」という考え方が強く、収入をあげるのではなく、節約することで生活を成り立たせることが美徳である、という文化が根付いてしまったから、という説です。
確かにおカネの話はタブーと言いながら、よく「節約」という言葉は出てきますし、それをテーマにした書籍もたくさんありますよね。
日本人は「節約」が大好きなようです。
おカネの教育を受けていない日本人!
もう一つは、日本ではおカネの教育がされないためとい説。
海外の先進国では、小学校から当たり前のようにおカネ(finance)の授業があります。
よって、必然的におカネの話をすることが当たり前になりますし、おカネを運用するということに抵抗も無くなりますよね。
一方、日本は…。
また経済的な背景として、バブル崩壊までの間、日本は高金利の時代が長かったため、私たちの親世代は一生懸命働いてとにかく貯金をしていれば資産を増やすことができていました。
結果的に「おカネ」について学ぶ必要がなかったわけです。
これも大いに関係してそうです。
こういった様々な経緯から
- おカネの話はなんとなくタブー
- おカネを労働以外で増やすことは卑しい
というのが、日本の文化になってしまっているんですね。
一方で現在・・・、
金利は超低金利、それでも物価はジワジワと上がっていきます。
国の赤字も年々拡大しています。
年金の支給年齢引き上げの議論が始まっています。
そんな中、自分達で将来のおカネについて学ばなければいけない時期が来ているのは間違いありません。
そして残念ながら、今の日本では、待っているだけではおカネの有益な情報は集まってきません。
教育もないですし、そもそも話題に上がらないわけですからね。(笑)
おカネの話をしませんか?
そこでパパの皆さんに提案です。
もう少しだけ日々の生活の中で積極的におカネの話をしてみませんか?
なにも、「給料がいくら~」とか「株で●万儲かった~」みたいな下世話な話をしてほしい訳ではないんです。
いつもおカネの話ばっかりして欲しい訳でもありません。(そんな人、私も嫌です 笑)
時々で良いので、ご家族や親しい方たちと、
- 老後の資産について不安がある・・・とか。
- 自分達は年金何歳からもらえるかなぁ・・・とか。
- 皆は資産運用って何かやっているの?・・・とか。
ご自身の興味のあることを建設的に話題にあげていただきたいということです。
そうすることで、自然に必要な情報が集まってくるようになります。
私がおカネに興味を持ったのも、前職の上司が個人年金について話してくれたのがきっかけでした。
そこから家族、友人ともおカネの話をするようになり、いつしか知識と情報が集まってきて、今それが自分の仕事にまでなっているわけです。
パパとして、子どもに伝える「おカネの話」
そして最後に「パパとして」の視点から。
子供たちの時代は私達以上におカネの知識や経験が求められ、国や社会に頼るだけでなく経済的な自立を求められる時代になります。
そんな時代を迎える子供たちと、おカネの話をしていくためには、私たち父親も少なからず知識と経験を持ち合わせておく必要があると思います。
将来、子供に「資産運用始めたいんだけど」と言われたときに、自分の経験と考えを伝えて議論できるようになっていたら、パパとしてカッコいいですよね。
お金についての正しい知識と情報を得られるようになるために。
パパとして、子供たちに正しい情報を伝えられるようになるために。
「おカネの話をしましょう!」
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回のテーマは「おカネに働いてもらおう!(仮)」です。
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>>パパのためのおカネの話
引き続き、よろしくお願いします