2018年度パパ講座レポート

【パパ講座レポート】パパ達へ!地域を楽しくすることに汗をかこう!


川崎パパ塾の広報担当、市川です。

「地域のパパ達に【しゃべり場】が月1回があればな~」という、一人のパパのツブヤキから今年度の川崎パパ塾はスタートしました。

そして今回で8回目の講座テーマは「パパ達へ!地域を楽しくすることに汗をかこう!」です。

家族の中の子育てから、パパの地域参加の重要性へとシフトしてきています。

さて、どのような講座だったのでしょうか?

講師役:奥平 亨(地域に暮らす普通のパパ)
事務局:市川 毅(地域に暮らす普通のパパ)

地域とは何か?について考える

あなたは「父親向け講座」と聞いて、何を連想しますか?

おそらく「子育て講座」あたりではないでしょうか?

全国で開催されている父親向け講座も、ほとんどは「子育て・家事・ワークライフバランス」がメインテーマになる傾向があります。

川崎パパ塾の講座傾向も、同様の内容が多いのですが、時々、「パパの地域参加」についてテーマを取り上げることがあります。

川崎パパ塾が、初めて「パパの地域参加」をテーマに取り上げたのは2011年でした。

そして、その講座に集まったパパは、なんと0名

会場にいた事務局のみが受講したのを覚えています。

よって、当時のパパ達は、「パパの子育て」まではイメージが付いていたものの、その先にある「パパの地域参加」は別物と思われていたように感じています。

しかし、昨今、パパ達の意識は変わってきたのか?年々「パパの地域参加」の講座に集まるパパは多くなり、今回の講座は過去最高の集まりとなったのです。

 

スキル0で取組んだ地域活動から学んだこと

川崎パパ塾は、東日本震災の際、ボランティアに参加しました。

そのボランティアとは、当時、等々力アリーナに避難してきていた福島の子ども達と、川崎のパパとして遊ぶことだったんです。

その遊びの経験から学んだ事は、特別なスキルがなくても・・・、

  1. 地域貢献ができること
  2. 個人でなく団体で動いたほうが動きやすいこと
  3. 子連れでイベントを実施することで子どもとの時間を過ごしながら地域貢献できること

・・・などを学んできました。

こうした経験を、今回新たに参加してくれた方にシェアされました。

つまり、川崎パパ塾のような団体が「ひとりひとりの地域参加の窓口」になりうることについて、講師の奥平パパより発信されました。

また、藤原和博さんの『10年後、君に仕事はあるのか?』(ダイヤモンド社)、リンダ・グラットンさんの『WORKSHIFT』(プレジデント社)を参考に、人生100年時代に向けての「パパの生き方」を見つめ直しました。

地域のゲストからホストになろう!

そして、山崎亮さんの『コミュニティ・デザインの時代』(中央公論社)を参考に「地域人の価値」を一緒に考える機会も持つことができました。

奥平パパが、お伝えしたかったのは・・・、

「地域のゲストからホストになろう」ということです。

そこには、たぶん超えるべきハードルがあるのですが、それをクリアしていくことで、自分たちの住む地域を自ら良い方向に持っていける機会が川崎パパ塾のような団体にはあるのです。

そして、このような講座に集まっていただいた受講生なら、そのハードルの半分くらいの方は既に超えているのかもしれませんね。

あとの半分、仲間と共に、楽しく、やれる範囲で進めていきたい!と発信されました。

受講生の声

地域にパパの姿をもっと!
地域での集まりは、総じてネットの情報より濃いですよね~参加して改めて実感しました。
得られる情報もより現実的で日常に落とし込めると思います。しかし、川崎をはじめ世の中には表(地域)に出てこないパパが、まだまだ多くいらっしゃると思います。理由は様々ということも垣間見れた気もします。
講義の中でも取り上げていましたが、地域活動は、ゆっくり、地道に、楽しみながらやることが一番。決して義務感があってやっているわけではないというマインドが共有できれば地域にパパの姿がもっと見えてくるのかなと感じました。
地域活動≒自分のため?でしょうか?もちろん地域でリアルに集まることが、冒頭でも話しましたが価値が濃いという実感はありますが、そこに何らかの理由でたどり着けないパパ達には、第一歩としてネットでの情報共有も時には有効なのだなと仮説を立てられました。
その情報発信についてのスキルの共有を次回していただけるとのことですので次回も参加します。
団体だからこそ、地域参加のハードルが低くなる!
育児→育自→育地→育次 や、100年時代の在り方など、大変共感しました!
団体だからこそ、ハードルが低くなり、色々出来るというのも、とても魅力的だと感じました。 パパ塾を通し、子どもと地域を盛り上げていきたいと思いました。

妻に勧められて参加!
今回講座に初めて参加しました。
私は、現在単身赴任中なのですが、正月帰省した時妻から子育て講座とか参加するのも勉強になるかもと言われたことがきっかけでした。
早速、検索すると川崎パパ塾にたどり着きました。
今回のテーマは、「地域と楽しくすることに汗をかこう!」ということで、私の子供は2歳9カ月でまだ地域と関わるということは少ないのですが今後子供が成長していくにつれ、いずれ関わりが出てくると思うので少しでも知識として先輩パパたちから学ぶことが出来たらと思い参加しました。
講師の方の話の中で、災害発生時のボランティアとしての関わり方や、何か事を起こしたい時は、団体として交渉すると良いこと、防災キャンプ等行われていることなど、知らなかったことばかりで大変勉強になりました。
また次回以降も参加して行きたいと思います。
こどもの育ちのセーフティネット
「川崎パパ塾が考える地域参加のメリット」にあげられた中の2項目に共感しました。
「こどもの育ちのセーフティネット」 「結果的に自分を守る」 地域活動といっても、小学校おやじの会や高校PTAの活動に携わっているだけですが、それが心の糧になっているのをあらためて感じる、有意義な時間でした。
今からでも遅くない!
田舎のしがらみの中、離れていた(逃げていた)地域との係わり、子供が出来て、引っ越して、環境が変わり、ふと見回してみると、家族の中で地域で一番係わりの薄いのが自分でした。
そんな中、パパ塾と出会い、少しずつ変わり始めた様になり、今回の講座。
人生100年社会、これからの自分の人生を育てていくための地域との係わり、今からでも遅くない、いやこれからが本番だと気づきました。
ヒーローかどうかはさておき、自分が始めることで、結果自分の子供達に何かを作っていってあげたいですね。

 

先生役:奥平パパより(講座を振り返って)

講座には地域活動の大先輩から、初めて参加くださった方まで様々いらっしゃいましたが、みんな何かしたい、と感じてらっしゃる方ばかり。

みなさんもうスタートラインに立ってます。

集まっていただいたメンバーで新たな化学反応がありそう、と期待感が持てました。

地域活動は義務ではなく楽しみ。

みなさんと川崎を盛り上げていきたいです!

今後の講座予定

上記、講座プログラムは、都合により変更になる場合がございます。

皆様のご希望(こんな講座をやって欲しい)などございましたら、是非お知らせください。

また、「私はこんな講座で登壇できる」など、ございましたら、川崎パパ塾を是非ご活用いただけると幸いでございます。

協賛・協力・後援

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