加藤パパ

第1回目:「痛みを共感する」ということ


紹介文では、マッサージは痛みを理解しようとする姿勢と書きましたが、書いていて思い出しました。私は、妻との会話の中で意見を求められると、ついつい違う視点からの意見を並べてぶつけて、理詰めの話し方になりがちです。すると、妻は否定された気持ちになります。

そう。妻はそんなことは求めていません。共感してほしい・聞いてほしいだけなのです
ある時、どこの雑誌の入れ知恵か、同様のシチュエーションになったときに「女性と話す時は肯定→否定→肯定なんだよ」と言われました。
1回認めてから、1回共感してからということでしょうか?
その場で分かっても中々行動するのは難しい・・ですが、このコラムの話をいただいた時に気が付いたのです。出産前後でつらい時期にゴミ捨て、料理、掃除をするよりも、マッサージが感謝された。これは症状を楽にしてあげたいと思い、どこがつらいのか、どこを押してほしいのかを考える。まず、症状を共感しようとしている。だから感謝されたのだということに。

「家事もよいが、私の場合ついついこれまでのやり方に口を出し、否定的なメッセージが含まってしまった」 

プロだからではなくパパだからできるマッサージも有ると思います。
1回共感してからですよ。


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※コラム「パパの引出し」 (パパの引出しは、「宝の山」)





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