秋鹿パパ

第7話:単身赴任生活の価値観


単身赴任の生活費

転勤二年目の春から進めてきた計画が見事成就し、2014年の春に計画通り家族は住み慣れた川崎へ。以前住んでいた学区内なので何の心配もない。

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一方の私は地方にとどまって現金収入を得る生活を続けることに。新しい単身用のアパートは新築で快適。家事も抵抗なくできるので特に不便はない。いつか転勤で地元に帰れるだろう、と期待を寄せつつその時まで頑張ろうと思っていた。

しかし、である。

単身赴任生活はコストがかかる。二重生活だから当然といえば当然である。冷蔵庫も洗濯機も全部二つ。光熱費などの生活費もダブル。NHKの受信料もダブル。単身赴任手当てもあったが、アパートの家賃や駐車場代を払うと結局毎月赤字であった

帰省費用

そして削れないのが自宅への帰省費用。自宅へ帰るだけなのに、この出費は大きい。

そんな生活を続けていて何だか本末転倒だな、と思うようになった。

育児にも参加せず、妻のサポートもできない。家族を養っているとは言え、父親としての責務を十分にこなしているとは言えない。これでは「足長おじさん」である。ついでに赤字である。何をしているんだ、と自分自身に腹が立った

 

 





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